中心部だけなら1日で歩いて回れる街ルアンパバーン。カフェやレストラン、シルクをはじめ様々なお土産屋さんがひしめいているのに、観光地にありがちなゴチャゴチャ感は全くなく、長旅の疲れを癒してくれます。
ラオス
ルアンパバーン1 織物工房 ラオス01-10
ルアンパバーンはヴィエンチャン同様、全国から良い織物が集まってくる街です。早速、中心地からトゥクトゥクで10分程の工房へ。 ここを仕切っているリアという女性を紹介してもらい、いろいろお話しを伺いました。
シェンクワーン→ヴィエンチャン→ルアンパバーン ラオス01-09
ラオスで地方から地方への飛行機移動は、たいがい首都ヴィエンチャンを経由しなければなりません。なので、地理的にはかなり遠回りになるのですが、シェンクワーンからルアンパバーンに行くのも、ヴィエンチャン経由です。で、この乗り継ぎのせいで面倒なことに。
シェンクワーン 集落の織り手さん達2 ラオス01-08
あるお宅での話。サンプルを見せてもらうと、ちょっと雑なところがあったので、僕が「うーん、日本で売るにはクオリティが・・」みたいなことを言うと、「あんまり綺麗につくっちゃうと、卸先に機械で織ったと思われちゃうのよ」と言われ、黙ってしまいました。
シェンクワーン 集落の織り手さん達1 ラオス01-07
シェンクワーン周辺には織物の盛んな集落が点在しています。町から車で数時間、そのいくつかをまわってきました。
シェンクワーンの織物工房Mulberries3 ラオス01-06
ここでは染色も自然由来のものを使っているので、原料となるベニノキ、インディゴ、タマリンド、桑の実などを栽培しています。それらの植物から、昔から受け継がれた染色方法によって、職人が100種類以上の色をつくるのです。
シェンクワーンの織物工房Mulberries2 ラオス01-05
こちらの工房では、蚕(かいこ)のエサになる桑の栽培から、シルクづくりが始まります。ちなみに工房の名前「Mulberries」とは英語で桑という意味です。
シェンクワーンの織物工房Mulberries1 ラオス01-04
まずは、Mulberriesの工房に向かいます。ここはヴィエンチャンにあるお店の人に紹介してもらったところで、一応アポを取っています。 ホテルの人にトゥクトゥクを手配してもらい、街から15分も走るとあっという間に高原が広がり、工房に到着。ドライバーに、たぶん2時間くらいかかるけど待っててもらえます?と聞いてみるも英語が通じないので、わかったのかわかっていないのか不安なまま工房へ。
シェンクワーンへ織物工房めぐり ラオス01-03
ヴィエンチャンから飛行機でシェンクワーンに行き、工房めぐりです。シェンクワーン周辺にはヴィエンチャンにお店を出している大きな工房もあれば、そういった工房から織物のオーダーを受けている個人(つまり内職)の方々もたくさんいらっしゃいます。なかなかの田舎だというのはわかっていたので、ネクタイうんぬんの前に、そもそも言葉が通じるのか、ちゃんと工房にたどり着けるのか、やっぱり心配です。
ヴィエンチャンのおすすめ織物工房 ラオス01-02
いくつかあるヴィエンチャン近郊の織物工房のなかで、特に印象深かったところが2箇所あります。まずはTaykeo Textiles Gallery。