ジャイプールの割と中心地にある更紗工房に行って来ました。インド更紗を代表するサンガネールともバグルーとも違う、ムガル(Mughal)をルーツにしている工房です。
インド
サンガネールの更紗工房02|インド旅行記05
同じくサンガネールの別工房。前回の工房は「裕福な家」のような外観でしたが、こちらは「小さな学校」みたいです。
サンガネールの更紗工房01|インド旅行記04
2年ぶりのインドで、ジャイプールの更紗工房をいくつか回ってきました。
バグルー村からジャイプール市街へ|インド旅行記03
前回の続き。というか余談です。
お世話になったヴィジェンドラさんに別れのあいさつをし、タクシーを呼んで欲しいとお願いすると、予想外の返答が。
「バグルー村はタクシーのエリア外だよ」
バグルー村のインド更紗とは|インド旅行記02
紀元前後にはすでに存在していたという、「インド更紗」。15世紀に大航海時代が訪れると、インドネシア、タイ、ヨーロッパ、そして日本など、世界中に広まりました。木型のブロックで木綿布に染色するこの技法は、インドでは英語で「block print」と、そのまま呼ばれています。
そんなインド発祥のテキスタイル「更紗」を、木型の作成や染色などすべて手作業で行っているのが、前回の記事で紹介した、バグルー村です。今回は、実際にどのような工程でインド更紗が完成するのか、ご覧いただきたいと思います。
バグルー村のインド更紗|インド旅行記01
首都デリーから南西260km、北インドに位置するジャイプールの空港に着いたのは、朝6:30でした。
航空会社のトラブルで、経由地の上海で飛行機に乗れずに1泊することになり、次のデリーでロストバゲージするという、散々なスタートを切った旅でした。ちなみに、結局スーツケースは日本へ帰る飛行機まで受け取ることができず・・