パネヴェジースから更に北へ向かい、ラトビアとの国境に近い街、ビルジャイにあるリネン工場を訪れました。
到着してまず驚いたのは、その外観。
まるで博物館のような建物は、とある資産家から買い取ったもので、夏の間だけ避暑地であるビルジャイに訪れるための家、つまり別荘だったそうです。しかもここは現在オフィスとして使っているだけで、工場はまた別の建物になります。
この学校みたいな外観の建物は、かつて別荘に訪れるために資産家一行が乗ってきた馬を休ませるための馬舎だったそうです。そしてそれが今は工場として使われていると。
工場内を案内していただきました。歴史があるのは建物だけではなく、工場としても90年以上の歴史があります。
染色前の釜と整経作業。
織機のフロア。
リネン工場を巡る旅はここで終了。レンタカーを走らせて首都ヴィルニュスに戻ります。
旅の始めはヴィリニュスに到着したものの車ですぐに出てしまったので、ホテルを取ってちゃんと滞在するのは最終日になってしまいました。
旧市街は見所がたくさんあり、空港から街の中心までが近いコンパクトシティで、とても便利でした。
空港は、レトロな意匠が施された空港らしからぬ雰囲気でした。
ネクタイ専門店TUNDRA(ツンドラ)が投稿いたしました。