リトアニアの首都ヴィルニュスの空港に到着後、ヨーナバという街にあるリネン工場に向かいました。
入口では、創業当時に使用されていた、歴史を感じられる織り機とパンチカード作成機が出迎えてくれます。
整経作業の部屋に移動します。
整経とは、これから仕上げるテキスタイルに合わせて、経糸を巻き取って織機にセットできるようにする工程です。
続いて、織機の部屋です。
ちなみに、織機のある部屋は常に霧状の蒸気がスモークのように撒かれていて、湿度を高く保つようにしています。そうしないとリネンを織る際に糸が裂けてしまうのです。
最後に、色々なサンプルを見せてもらったり、ジャガードやプリントの話を聞いて終了です。
余談ですが、この工場の周りには本当に何もないので、カウナスという街まで移動しました。郊外の住宅街のようなところにあるホテルをとったのですが、素敵な街でした。
ネクタイ専門店TUNDRA(ツンドラ)が投稿いたしました。