先日ようやくオーストリア生地をつかったネクタイをリリースできたので、今年5月に訪れた首都ウィーンのことをいくつか書いてみたいと思います。ウィーンは市内の地下鉄・バス・トラムのチケットが共通だったり、街全体のサービスがシンプルでわかりやすく、どこに行くにも快適に移動できました。
レオポルド美術館(Leopold Museum)
「WOW! THE HEIDI HORTEN COLLECTION」という、ハイディ・ホーテンという資産家が収集したアート作品の企画展をやっていました。ウォーホル、バスキア、ラウシェンバーグなどのアメリカのポップアートを中心に、ピカソ、フランシス・ベーコン、ダミアン・ハーストなど誰もが知っている、アート本でしか見たことがない有名作品のオンパレード。不思議なことに結構空いていてゆっくり見れたんですが、こんなのを東京でやったらめちゃくちゃ混むんでしょうね。ところで、こんなとんでもない作品を収集しているハイディ・ホーテンってどういう人か調べてみると、現在もご存命のウィーン人女性で、亡くなったドイツ人のご主人が有名なデパートの創業者で、莫大な遺産を受け継ぎ、総資産33億ドルだとか。
ルートヴィヒ財団近代美術館(MUMOK)
前述のレオポルドと同じ施設内(ミュージアムクォーター)にある現代美術館です。すぐ隣なので、ついでにこちらにも。
美術史美術館(Kunsthistorisches Museum)
1891年開館のウィーンで最も有名な美術館。ブリューゲルの「バベルの塔」をはじめ、ハプスブルグ家がオーストリア王朝としてヨーロッパを支配していた、13世紀から20世紀初頭に制作された作品を中心に見ることができます。個人的には、作品よりも19世紀に建設されたネオ・ルネサンス様式の建物に感動しました。作品をとにかくたくさん飾れるように設計された、高い天井と壁は圧巻です。
楽友協会(Musikverein)
ウィーン・フィルハーモニーの本拠地として知られる、歴史あるコンサート会場。ウィーン・フィルハーモニーの演奏は、年間予約席で、一般発売はないのですが、それ以外の演奏はネット購入もできます。110ユーロの7ユーロの立見席まで、ダイナミックプライシング。電子チケットはiPhoneのWalletに入れて、会場で係員に見せれば簡単に入れます。写真は、黄金のホール(Goldener Saal)という大きい方のホール。
フンデルトヴァッサー・ハウス(Hundertwasserhaus)
オーストリアのガウディと言われるフンデルトヴァッサーが設計した集合住宅です。どこか現実離れしたツギハギだらけのメルヘンチックな外観ですが、一般市民が住んでいる市営住宅です。
ナッシュマルクト(Naschmarkt)蚤の市
地下鉄カールスプラッツ(KARLSPLATZ)駅を出てすぐの、国内外の食材が並ぶマーケットです。訪れたのは土曜日で、蚤の市も開催されていたので、お目当てはそっちでした。観光客で賑わう中心部と違う、ローカルな熱気を味わえます。
ネクタイ専門店TUNDRA(ツンドラ)が投稿いたしました。
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