ストックホルムの街を歩いて大量に撮りまくった写真を見返すと、無意識に2つのデザインに注目していたことに気づきました。ひとつは「ドア」。もうひとつは「看板(ロゴ)」。IKEAなどに代表される北欧デザインのイメージとはまた違ったスウェーデンを紹介します。
ドアのデザイン
旧市街ガムラ・スタンを中心に撮ったドアの写真です。建物は17〜18世紀のものだと言われているので、ドアもその頃のものなのでしょう。おそらく建物に応じてつくった、ひとつしかないデザイン。現代のような同じものを大量生産する技術がなかったからこそ生まれた個性的なデザインを見ると、手作りの面白さを改めて感じました。
看板(ロゴ)デザイン
スウェーデンに限らずですが、ヨーロッパで見るデザインは全て「街に馴染んでいるかどうか」を最優先している点が、日本との大きな違いだと思います。近代的なビルが立ち並ぶ地域であっても、旧市街ガムラ・スタンであっても、それは同じです。250年前に開国したばかりの島国と、それよりはるか昔から隣国と文化交流(戦争含む)が盛んだった陸続きのヨーロッパとでは価値観が違って当然なんですが、やっぱり街全体に統一感があると美しいですよね。
ネクタイ専門店TUNDRA(ツンドラ)が投稿いたしました。
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