世界幸福度ランキングで常に上位にランクインするスウェーデン。首都ストックホルムはコンパクトで近代的でありながら、旧市街では中世の街並みも楽しめます。大小様々な島を橋で繋いでいる独特な地形も特徴的です。
ストックホルム中央駅から東に行くとデパートやお店が立ち並ぶエリアで、モダンと中世がミックスされた、いわゆるヨーロッパ的な街並みです。訪れたのは4月上旬で、桜が満開でした。
ストックホルムに限らずスウェーデンではどこでもセブンイレブンが。外観も街に馴染んでいます。中はコンビニというより半分カフェで、お店によってはソファまでありました。
旧市街ガムラ・スタン
ストックホルム中央駅から歩いて10分、橋を渡るとスターズホルメン島、すなわち旧市街ガムラ・スタンに到着です。
石畳に17〜18世紀の建物が連なる街並みは別世界で、どこを切り取っても画になります。狭い道が入り組んで坂も多いので、スーツケースだとちょっと辛いですが。
ストックホルム近代美術館
中央駅の南東、ガムラ・スタンからだと歩いて15分くらいで、シェップスホルメン島にあるストックホルム近代美術館に。かなり規模の大きい美術館で、ダリやピカソをはじめ、あまり見ることができないスウェーデンの写真家や現代アートの作品を見ることができます。また、アート雑貨のショップも併設していて、おみやげの購入に最適でした。
島を渡る橋からの景色も素晴らしいです。
ここから余談ですが、僕がストックホルムに着いたのが4月8日。偶然テロが起きた日でした。空港からストックホルムに向かうバスに乗っていたところ、ドライバーから車内放送で「ストックホルムでテロが起きて、交通規制がかかっています。途中で降ろします。すいません」みたいなことを聞きました。乗用車は検問があるにしろ街まで行けるようですが、乗客が乗っているバスはダメらしいのです。
本当に何もない所に降ろされ、タクシー乗り場に向かう人、知り合いに電話する人、様々でした。実は、僕が乗っていたバスだけではなく、ストックホルムに向かうバスは全てここに停まっていたので、ここからタクシー乗り場に行ったところでかなり待たされるのは間違いありません。グーグルマップで調べると、ストックホルム中心地まで徒歩2時間。スーツケースもあってしんどいですが、歩くことにしました。この日、ロンドンから来たというのが不幸中の幸いで、イギリスで使っていたSIMカードが、スウェーデンでもそのまま使えたのです。
2時間かけてヘトヘトになりながらストックホルムに着くと、どうやらテロは中央駅の本当にすぐ近くだったらしく、マスコミもたくさん来ていました。
そんな事故現場を横目にホテルまで歩き、あまりに疲れていたので夜ご飯も食べずにベッドに入りました。
こちらは翌日、すっかり穏やかな駅周辺の写真です。それにしても、初めて訪れる国、初日にテロが起こるとは・・
ネクタイ専門店TUNDRA(ツンドラ)が投稿いたしました。
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