ロンドンに来ると必ずやるのが、ギャラリー巡り。大小様々なギャラリーが点在するロンドンでは、その時々のイベントをチェックしてから行くのが鉄則ですが、中でもハズレのないオススメのギャラリーを紹介します。
Saatchi Gallery(サーチ・ギャラリー)
初めてロンドンを訪れた2,000年、サーチ・ギャラリーはバウンダリー・ロードという、ビートルズのアビーロード近くにありました。ダミアン・ハーストを輩出したことでも知られ、代表作であるサメのホルマリン漬が当時の日本でも話題になっていました。ロンドン郊外の住宅地に、一見ギャラリーだとはわからないくらいひっそりと佇んでいたのも刺激的だったのですが、今ではロンドン中心地に構える立派な美術館です。
昔から現在美術のエキシビジョンが中心で、この日のテーマはなんと「自撮り」でした。
Lisson Gallery(リッソン・ギャラリー)
小さいながら、洗練された都会的な現代アートが売りの老舗ギャラリー。ロンドンに2箇所ありますが、写真はLisson Streetの方で、Anish Kapoorというロンドン在住インド人アーティストのエキシビジョン。
Tate Modern Gallery(テート・モダン・ギャラリー)
テムズ川のほとり、発電所を改装した巨大美術館。おそらくロンドンで最も多くの観光客が訪れるギャラリーではないでしょうか。ピカソ、ダリ、マーク・ロスコ、ジャクソン・ポロック、アンディー・ウォーホルなどを同時に無料で見れるところはなかなかありません。アートグッズはもちろん、本屋も併設しているのでデザイン・アート系の画集なども充実しています。
これはラジカセとラジオでタワーを作った作品で、実際に音もなっていました。
これは建物裏にあるちょっとした広場なのですが、水蒸気の霧が数分おきに発射されてて、子供達が大喜びでした。
周辺の街並みもいい感じです。
Heyward Gallery(ヘイワード・ギャラリー)
そんなテート・モダンから頑張れば歩いていける距離にあるのが、ヘイワード・ギャラリーです。テート・モダンをはじめロンドンのギャラリーのすごいところは、ほとんどが無料というところですが、ここは有料です(10ポンドちょっとくらい)。この日は残念ながら改装中で閉まっていたのですが、ここはいつ来ても面白い現代アートが楽しめます。
Gagosian(ガゴシアン)
1980年に設立され、ニューヨーク、パリ、香港などにも拠点をもつ、世界的に有名なラリー・ガゴシアン氏のギャラリー。ロンドンだけで3箇所もありますが、今回行ったのはキングスクロス駅近くの方です。
これは、RICHARD SERRAの作品。
White Cube(ホワイト・キューブ)
1993年創業で、前述のダミアン・ハーストをはじめとするYBA(ヤング・ブリティッシュ・アーティスト)というムーブメントをいち早く紹介したギャラリーです。ロンドンに2箇所あり、写真はMason’s Yardのもの。
ここはロンドンの中心地、ピカデリー・サーカス近くにあるので、ついでにサヴィル・ロウとバーリントン・アーケードにも行って来ました。
サヴィル・ロウは通りの名前なのですが、いわゆる昔ながらのスーツの仕立屋さんが並んでいます。ヨーロッパの古い建物によく見る半地下で、作業風景を見ることができます。
サヴィル・ロウを抜けるとすぐ見えてくるバーリントン・アーケードは、世界一古いアーケードと言われています。日本でいうアーケード商店街ですが、こちらはショッピング・ストリートという感じです。中には高級店もあるのですが、1つ1つのお店がとても小さくて独特の風情があります。
ネクタイ専門店TUNDRA(ツンドラ)が投稿いたしました。
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