インヴァネス|スコットランド旅行記08

スコットランド北部、ハイランド地方で最も大きな街が、インヴァネス(Inverness)です。といっても人口わずか5万人、鳥取県の10分の1以下。広大な自然が広がるハイランドは、ヨーロッパで最も人口密度の低い地域なのです。インヴァネスは幻のネッシーのネス湖としても知られていますが、ハイランドはタータン(チェック)の歴史においてとても重要な土地でもあります。

タータンはエディンバラやグラスゴーといった都市ではなく、スコットランド北部のハイランド地方に伝わる伝統織物でした。かつてスコットランド南部やイングランドでは、タータンを身に纏うハイランド人をダサい格好だと軽蔑していたのです。それが、作家ウォルター・スコットやジョージ四世によってブームが起こり、今ではスコットランドのみならずイギリス全体を象徴するファッションとして世界中に知られるようになったのは、以前「タータンチェックの話」でも詳しく書いたとおりです。

エディンバラから北へ約240km、気温はぐっと下がり、僕が行った4月中旬でも雪がぱらついていました。
インヴァネス

インヴァネス

今回の目的のひとつ、スコティッシュ・キルトメーカー・ビジターセンター。1階はタータンやキルトを中心としたショップ、2階が博物館になっています。ミニシアターのような小さい部屋で映像を見れるのですが、キルト姿の男性が歌いながら街を歩きまわったり、大自然を犬と走り回ったりと、なかなかクレイジーな内容でした・・
キルトメーカー・ビジターセンター

キルトメーカー・ビジターセンター

キルトメーカー・ビジターセンター

キルトメーカー・ビジターセンター

時間がないのに長居してしまった、リーキーズ・ブックショップ(Leakey’s Bookshop)。
リーキーズ・ブックショップ(Leakey's Bookshop)

18世紀に建てられた教会を利用している古本屋です。心配になるほど大量に並べられた本の所蔵数は10万冊を超え、スコットランド一なんだとか。
リーキーズ・ブックショップ(Leakey's Bookshop)

リーキーズ・ブックショップ(Leakey's Bookshop)

リーキーズ・ブックショップ(Leakey's Bookshop)

リーキーズ・ブックショップ(Leakey's Bookshop)

ネクタイ専門店TUNDRA(ツンドラ)が投稿いたしました。

blog_tartan_scotland_3

スポンサーリンク