リンバジの織物工房2 ラトビア01-07

工房の入り口がわからなくてうろうろしていると、見た目は60代後半のスーツを着た男性が案内してくれて中に入ることができました。この人がメールでやりとりしていたヤーニスさん。2階の部屋に行くと通訳のズィントラさんを紹介してもらいました。かなり太った50代の女性で、以前英語教師をされていたらしく、とても聞き取りやすくて助かります。

ラトビア リンバジ 織物

コーヒーとお菓子をいただきながら、早速打ち合わせにはいります。伝統織物をつかったネクタイのことはすでにメールで伝えていますが、改めて説明しました。

ここはラトビアの伝統織物を中心に、エストニアとリトアニアの織物も少し手がけています。設立から100年経っているので、歴史の移り変わりとともにいろいろな地方(国)の文化や伝統がミックスされていったのかと想像されます。(ラトビアが独立したのは1991年)ずっと「日本」であり続けている日本人にはなかなかピンとこないですが。

ちなみにラトビアとエストニアの織物の違いを尋ねると、デザインはよく似ているけど、比較的ラトビアはダーク、エストニアはビビットな色が多いらしい。 続いて、1階と地下の作業風景を見学しながら説明していただきました。ここでは約40人が働いていて、ウールとリネンを使った半分手仕事・半分機械の生地と、すべて手仕事の生地の2種類あるらしい。使われている機械はどれも年季が入っていて、音がすごい。ドイツ製のプレスマシーンは100年以上使われているとか。

ラトビア リンバジ 織物

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次回につづく。

ネクタイ専門店TUNDRA(ツンドラ)が投稿いたしました。

ネクタイ専門ブランドTUNDRA