いくつかあるヴィエンチャン近郊の織物工房のなかで、特に印象深かったところが2箇所あります。まずはTaykeo Textiles Gallery。
外観がまるっきり家なので、おそるおそる入ると、テーブルで女性3人がラーメンを食べていました・・ やっぱり家なのかと戸惑いましたが、そのうちの一番若い方が案内してくれました。しかもかなり流暢な日本語。京都大学に在籍していたらしく、ここの商品を愛知万博で出展していたりかなり親日で、とても親切。確かに入口そばの棚にはシルクが積まれていて、数万円の商品が無造作に置かれているのに驚きました。ここは家のリビング兼お店で、家族経営らしい。隣の建物が小さな工房になっていて、そちらも見せてもらいました。地方から住み込みで働いている織り手さんもいるそうです。ちなみに中の撮影はNG。名前にある「ギャラリー」感はあんまりないですが、アットホームな工房です。
次はMaicome。中に入ると、ラオスにいることを忘れる異空間。きれいに陳列された商品は高額なものが多く、クオリティはラオスで1,2を争うのではないでしょうか。ハンドメイドのシルクは離れて見るときれいでも、近くだとどうしてもほつれやミスが見えてしまうものですが、ここの商品はそれがかなり少ないです。隣の工房は、柳(のような)のカーテンの向こうにありますが、残念ながら撮影NG。20台ほどある織機で女性たちが黙々と作業している、立派な工房です。
ネクタイ専門店TUNDRA（ツンドラ）が投稿いたしました。
