アウシュヴィッツ強制収容所2 ポーランド01-06

殺人ガスに使われたチクロンBという劇薬や、収容者が生活していた部屋を再現している部屋など、様々な展示をガイドしてもらいながら見ることができます。意外にも、ほとんどの場所で撮影可能。けど、写真を撮る気になれない酷い展示もたくさんあります。

アウシュヴィッツ強制収容所 チクロンB

例えば、収容されるときに男女とも髪の毛を刈られるのですが、その髪で織られた布。やせ細り男女の区別も困難な収容者達の顔写真の下には、元々の職業、収監された日付、最後に施設にいた日付が。最後の日付とは基本的に亡くなった日を意味するのですが、よく見るとそのほとんどが数ヶ月しか施設にいなかったことがわかります。ちなみに、毎日11時間労働で摂取カロリーは1,400〜1,700kcal。死亡理由は処刑だけではなかったことが想像できます。

つづく