前回エントリーで、「カンボジア・シルクで最も有名なArtisans Angkor」と書きましたが、日本国内で最も知られているのは、IKTTではないでしょうか? 長い内戦で途絶えかけていた伝統織物を、技術だけでなく、蚕や蚕の餌となる桑が育つ環境、つまり自然ごと、村ごと再生させるという壮大な活動を続けているのがIKTTです。そしてその代表が日本人である森本喜久男氏なので、これまで日本の大手メディアで多く取り上げられています。 http://iktt.org
IKTTへは、シェムリアップからトゥクトゥクをハイヤーして向かいます。ちなみに往復15USD。途中、アンコールワットの遺跡の数々を贅沢にもスルーすると、何度か警察風の格好をした人に止められました。世界遺産である遺跡を見るには入場券が必要で、検問が行われているのです。ドライバーが、この日本人はアンコールワットを見るわけなじゃくて、この道の先に行こうとしてるだけだと説明してくれているのですが、そんなわけないだろうとなかなか信じてくれず、かなり時間をロスしてしまいました。
1時間くらい走ると「IKTTまで5km」という看板が見えてきます。あと5キロかと安心したのもつかの間、地元のトゥクトゥクドライバーも驚くほどのとんでもないデコボコ道に。胸ポケットで飛び出そうになっていたiPhoneをすぐに手に握りしめ、足元に置いていたリュック(PCが入っているので振動が怖い)を抱きかかえること30分、尾てい骨に痛みを感じつつようやく到着です。 予定より30分遅れてしまいましたが、メールで事前に連絡していた日本人女性、峯村さんに案内していただきました。 続きは次回。
ネクタイ専門店TUNDRA(ツンドラ)が投稿いたしました。