シェムリアップの工房で見たカンボジアシルク カンボジア01-01

5年ぶりにシェムリアップにやってきました。ネクタイ専門店TUNDRA(ツンドラ)の、世界の伝統織物を巡る旅のはじまりです。

経済成長著しいカンボジア、アンコールワットで有名な都市シェムリアップがどれだけ変わったのかと思っていましたが、正直言ってそこまで大きな変化は感じられませんでした。けど、成熟した観光地の証といわれるハードロックカフェが2014年にオープンし、ツーリスト向けの洗練されたお店が増えているのは間違いないですね。

さて、おそらくカンボジア・シルクでは最も有名な「Artisans Angkor」の工房に行って来ました。ここの商品は空港のおみやげ屋さんにも並んでいるので、見たことのある人も多いはずです。 http://www.artisansdangkor.com

シェムリアップから車で約30分、広い敷地に構えたその工房には、シルクだけではなく、彫り師の作業場もあります。90年代後半の設立以来、1000人以上の雇用を生み出しているのだとか。 カンボジアシルク

カンボジアシルク

カンボジアシルク

詳しい数は覚えていませんが、数十ある織機に驚かされました。いろいろな工房を見てきましたが、手織りメインでこれほどの規模はなかなかないと思います。 実はここ、観光地としてオープンにされているので、事前に予約すれば誰でも見学することができます。ツアーに参加すれば工房まで無料送迎してくれるらしいです。シェムリアップに来て、遺跡ばっかり見て飽きたなーという人には、かなりいいと思いますね。

シェムリアップに戻り、お店で商品を見て、併設しているオフィスに案内してもらいました。部屋に入るとPCに向かっている数人の社員さんが目に入ります。日本と大差ない風景。カンボジアの歴史や伝統的なデザイン、そしてここではいかにクオリティにこだわっているかという熱い話を聞かせていただく。ハンドメイドなのでどうしてもミスはでてしまうが、販売できるレベルなのかどうか、細かくチェックするそうです。お店に並んでいる商品を見れば、確かに日本で普通に売られていても全然おかしくないレベルです。(お値段もそれなりです)

ネクタイ専門店TUNDRA(ツンドラ)が投稿いたしました。

ネクタイ専門ブランドTUNDRA